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アブラムシの退治講座 防虫から駆除まで分かりやすく解説【初心者必見】

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アブラムシの退治講座 防虫から駆除まで分かりやすく解説【初心者必見】

どうもtaniku monsterです(*´ω`*)

今回も害虫対策編としてアブラムシの対処法についてお話します。

なんだ、アブラムシか(;´д`)と侮ることなかれ。

実はアブラムシが引き起こす面倒な病気があるんです。

今日はアブラムシの生態と駆除方法をいくつかご紹介します(*´ω`*)

目次

アブラムシの生態

アブラムシとは春から秋に発生し、草木の茎や新芽、花の蕾などの柔らかい部分に管をさして植物の養分を吸って生活してます。外敵から身を守る硬い殻や武器になるものは持たず、葉の裏側をノソノソと歩くように移動します。ある時期にだけ発生する羽のある個体は、フワフワと飛んで新しい植物を見つけるとそこで新しいコロニーを作り繁殖します。

外敵から身を守るためにお尻の部分から甘露を出し、アリに守ってもらうという共生環境を築きます。アブラムシ少数の吸汁で植物が弱るより、この甘露が原因で起こるスス病の方がダメージが大きい場合もあります。

もちろん大量のアブラムシに吸汁し続ければ、栄養不足になるし駆除の対象になります。驚異的なのはその繁殖方法で、温かい時期はメスのみで卵胎生単為生殖を行う。どういうことかと言うと、オスを必要とせず自分と同じ遺伝子を持つ子供を作れるって事です。しかもその子供は胎内に子供を宿した状態で産まれてきます。

人間だったら処女懐胎して、妊娠した自分を産むって話(゚A゚;)怖

しかも出産する前からお婆ちゃんになってる

ということで爆発的に繁殖してしまいます。繁殖力が強いので、見つけた場合は早めの対処が必要になるでしょう(゚A゚;)

そして秋になり気温が変化するとオスが出現して卵生有性生殖を行い、卵の状態で越冬します。こんな感じで遺伝子を後世に残すため独特の繁殖方法を身につけたようです。

アブラムシの被害

それではアブラムシの、植物にあたえる影響を紹介します。

ウイルス性の感染

アブラムシが植物の汁を吸う際に、管を柔らかい部分に刺します。アブラムシがウィルスに罹病した作物の汁液を吸汁すると、ウィルスを保毒します。そして別の作物に移った時にその作物を吸汁することで、ウイルスに感染させます。

植物のウイルス感染のほとんどの原因はアブラムシで、キュウリモザイクウィルスカブモザイクウィルスなどを媒介します、ウイルスの名前は特定の野菜の名前がついていますが、花やその他の野菜にも感染します。

結果、野菜や果物、花などの生産物に甚大な被害を与えることになります。多肉植物などは外皮が硬いので葉について吸汁しているのは見たことが無いですが、花芽に数匹ついているのを確認したことがあります。

スス病

すす病とは、すす病菌というカビの一種が植物の上で繁殖することで発症します。大量に発生したアブラムシの排泄物が植物に付着して、そこにスス病が発生します。庭木や観葉植物、野菜、果物などに発症します。

すす病が発生すると、ススに覆われたように植物の葉がまっ黒になります。葉の表面に黒いカビが生えているので、光合成ができなくなり生長が遅れ、生産物の量は減少して最悪の場合には枯れてしまう危険性もあります。

対処法まとめ 無農薬編

手法別にいくつか紹介します。

ブラシなどで捕獲する

アナログな手法ですが、アブラムシの数も植物も少ない場合はこれで十分です。100円ショップなどでを買ってきて、優しく取り除きましょう。歯ブラシなどは硬いので植物を傷めないように気をつけましょう。捕獲したアブラムシはメダカの餌にしていました。

牛乳スプレーをする

アブラムシの数が多く、そこそこ広範囲だが、どうしても薬品を使いたくない場合の手法です。原理は牛乳の膜が乾燥するときにアブラムシの気門を塞いで窒息させるようです。ですが乾燥したあとに水で流すので手間です、そして確実にアブラムシを退治出来るわけではないので、この手法にこだわる必要はないのかなと…(;´д`)

木酢液を散布する

上記の牛乳のように散布したり、水やりの際に希釈したものを上からかける手法です。即効性があるというより、住みにくい環境を作るイメージですが、継続して行えば効果があります。洗い流す工程が必要ないので牛乳を使う手法より現実的です。

メリットとしては他の害虫にも効果があることです。デメリットは頻度を考えると手間がかかるので、アブラムシ対策用の商品に比べるcと面倒です。

テントウムシ利用

この方法はテントウムシが一日に10〜50程度のアブラムシを捕食するので、テントウムシを利用してアブラムシを駆除する生物農薬という手法なのですが、私は以前から「誰がそんな大量なテントウムシ捕まえるんだよ(*´ω`*)」と懐疑的でした。

最近になって知ったのですが、生きたテントウムシの幼虫を販売しているのです。これにはちょっと驚きましたが、幼虫なら飛んで行かないし現実的に利用できると思います。面白そうだったので商品リンクを貼っておきます、興味のある方は御覧ください(*´ω`*)

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蚊取り線香を使う

これは個人的に気に入ってる手法で、蚊取り線香とビニール袋があれば可能です。普通に蚊取り線香を使っても風で流されてしまうので効果がありませんので、大きめのビニールで覆い、その中で蚊取り線香を鬼焚きします。1時間程度燻せば袋の中のアブラムシも死滅します。ただし対象の植物が袋に入るサイズのものに限定されます。

対処法まとめ 農薬編

上記の方法は手間がかかる上に確実性に欠けると思う方もいらっしゃると思います。観葉植物やサボテンなど、口にしない植物だったら農薬を使って確実に対処出来る方が安心ですよね、実際に試してみて良かった物を紹介します。

オルトランDX

相変わらすお世話になってます、我らがオルトランさんです。以前コバエの記事でも書かせていただきましたが、多肉植物メインの私はこの商品が一番手間もかからず安心して使えます。効果も1ヶ月続くので撒いたら放置みたいな手軽さが好きです。ハダニネジラミにも効果があるなど、幅広い害虫にも対応出来るところが良いですね。

農作物に使用の場合は時期と量を必ず守って使用しましょう。

ベニカマイルドスプレー

こちらも同じく住友化学化成さんの商品で、スプレータイプになっています。直接アブラムシなどにかけるので、即効性があります。ただし雨などで濡れると流されるので持続性の面ではオルトランが良いです、この商品の一番のセールスポイントは食品成分で作られた農薬なので、口にする食品用の野菜や果物の収穫物に使っても安心なんです。

農薬に抵抗がある方は、お手頃なこのあたりから始めてみてはどうでしょう(*´ω`*)

まとめと結論

意外とアブラムシのイメージが変わったのではないでしょうか?病気の媒介にアブラムシが関わっているので、早めに対策しましょう。どの手法で対処するかは個人の価値観で決めれば良いですが。私は手間と時間をかけずに、効果がありそうなものを試してみるのが、結果コスパも良いと思っています。

それでは今回もこのあたりで

でわ(*´ω`*)

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